過去の延滞情報のせいでリフォームローンが通らなかったお客様、まず原因を特定し、次に消滅時効で事故情報を削除し、無事リフォームローンが通りました!
過去の延滞情報のせいでリフォームローンが通らなかったお客様、まず原因を特定し、次に消滅時効で事故情報を削除し、無事リフォームローンが通りました!
2022/11/17
ご相談内容
リフォームローンを組もうと思い、信用金庫にローンを申し込んだら、過去の延滞事故情報があるということで審査落ちをした。
記憶を辿ると、過去に司法書士事務所に過払い請求を依頼したところ、残債務が残っているということで放置になっていたものがあった気がする・・
事故情報を調べ、消滅時効で事故情報を消せないかというご相談
解決方法、内容
⑴信用情報(JICC・CIC)開示
今回のケースは事故情報を登録している業者が不明であった為、まずは信用情報開示をして相手業者を特定することからスタートとなります。

昔の携帯電話番号を覚えていないということで正しく開示出来るか心配されていましたが、お客様の状況をうかがったところ、正しく開示出来るであろうことをご説明しました。
CICは【電話番号】のほか、【免許証番号】からも開示が可能です。
JICCは【電話番号】・【免許証番号】のほか、【住所】からも開示が可能です。

今回のお客様は、運転免許証と住所がずっと一緒であり、ご自宅に固定電話もありました。
ですので、住所・免許証番号からおそらく正しい情報が出るであろう上に、固定電話番号からも情報が開示出来る可能性は高いと判断出来ました。

そして開示した結果、JICC・CIC両方に、SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)の15年以上前の事故情報が見つかりました。


⑵消滅時効手続き
JICC・CICを拝見した結果、消滅時効成立した場合1か月でで事故情報が抹消出来ることが確認出来ました。
次に消滅時効の条件を確認します。
消費者金融(プロミス)の消滅時効の条件は、
①ここ5年以内、プロミスに対し支払っていない、
②ここ5年以内、プロミスと電話などで返済の約束をしていない、
③ここ10年以内に、プロミスから裁判をされていない、
という3つの条件がそろっていれば、後は我々行政書士が時効援用の内容証明を送れば借金が消えるという単純な制度です。

まずJICC・CICを確認すると、最終返済日は18年前であることが確認出来たので①の条件は間違いないと判断出来ました。
ご本人様の記憶で②③も大丈夫ということでしたので、消滅時効手続きの契約を締結しました。


⑶消滅時効成立
消滅時効手続きから1か月後、プロミスからお客様のところに書面で、消滅時効により残高が0円になったという残高証明書が届きました。
簡単ですが、これで消滅時効成立です。


⑷確認の為信用情報再開示、リフォームローン審査通りました!
時効手続き後、念のためJICC・CICを再開示しました。
やはりJICC・CICからプロミスの事故情報は抹消されていました。

その後お客様がリフォームローンを申し込みされたら信用金庫だけでなく、地元の地方銀行でもリフォームローンが通り、どちらにしようか迷いますという嬉しいご報告を頂きました。

消滅時効によりどんな事故情報でも全て消えるわけではありません。
詳しくは専門の行政書士にご相談頂ければと思いますが、12~13年以上前からの延滞の場合、消滅時効により事故情報がすぐに抹消出来る可能性がありますので、該当する方はご相談下さいませ。
参考費用
⑴信用情報開示業務
報酬:10,000円(税込11,000円)
実費:2,400円

合計:13,400円


⑵消滅時効業務
25,000円(税込27,500円)のみ
お客様の情報
島根県/男性

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